ワクチン接種時の注意点

ワクチン接種時の注意点
職員と家族の無料接種を、安全に続けるために
当ステーションでは福利厚生として、職員とそのご家族に、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチン(コスタイベ)を無料で接種しています。この記事では、その利点を証拠の強さとあわせて正直に整理し、接種する日に業務で気をつけることを、医学と行政の最新情報からまとめます。
2026年9月18日時点の情報です。
今年はインフルエンザの立ち上がりが早く、8月のうちに全国の定点当たり報告数が流行入りの目安(1.00)を超えました。9月第1週(8月31日〜9月6日)は3.29、1週間の報告は12,299人です[2]。新型コロナは10月1日から高齢の方の定期接種が始まります。接種の季節に、訪問看護の職場として何を準備しておくかを確認しておきましょう。
SECTION 01 先に結論
- 1接種は「職員を守り、訪問に穴をあけない」ための投資です研究で確かめられているのは、職員本人のインフルエンザが減ることと、症状による欠勤が減ることです。「利用者さんにうつさない効果」は理屈は通りますが、証拠はまだ不確実です。だからワクチンだけに頼らず、熱や咳のある日は訪問しないという決まりとセットにします。
- 2業務でいちばん大事なのは「副反応で人が抜ける日」を先に読むことですコスタイベでは約2割に37.5℃以上の発熱、4割強にだるさが出ます。全員を同じ日に打たない。接種の翌日は訪問を薄くする。コスタイベは1バイアル2人分なので偶数人数で組む。この3つが基本です。
- 3接種は任意です。打たない人が不利になることはありませんご家族は、18歳未満の方はコスタイベの対象外です。万一の健康被害は、職員・家族の任意接種なら医薬品副作用被害救済制度(PMDA)が窓口になり、職員のコロナワクチンは労災保険給付の対象になると厚生労働省が示しています。
SECTION 02 なぜ、職員と家族に無料で打つのか
訪問看護の利用者さんの多くは、高齢の方、持病のある方です。学会の見解によると、2025年に新型コロナで亡くなった65歳以上の方は21,003人で、同じ年にインフルエンザで亡くなった65歳以上の方(6,333人)の約3.3倍でした[3]。私たちは毎日、その方々の家に上がります。
図1:出典=Imai C, et al. PLoS One 2018[16]、Thomas RE, et al. Cochrane Database Syst Rev 2025[17]。数字はインフルエンザワクチンの研究です。
確かめられていること、まだ弱いこと
医療従事者へのインフルエンザワクチンを調べた13研究(約2万人)の統合解析では、検査で確定したインフルエンザは接種した人で少なく(リスク比0.40、95%信頼区間0.23〜0.69)、インフルエンザ様の症状による欠勤も減りました(同0.62、0.45〜0.85)。休んだ日数は平均0.46日短くなっています[16]。
一方で、「職員が打てば、ケアを受ける高齢者の感染が減るか」を調べたコクランレビューは、2025年の改訂でも効果は不確実と結論しています[17]。同じレビューは、症状のある職員に出勤しないよう求める、といった対策と組み合わせた研究が見当たらないことも指摘しています。ワクチンと「症状のある日は休む」をセットで考える理由は、ここにあります。
日本環境感染学会のガイドラインは、医療関係者に毎年のインフルエンザワクチン接種を勧めており、追補版で新型コロナワクチンも対象に加えています[15]。
65歳未満の職員にとって、どちらのワクチンも公費の出ない任意接種です。新型コロナワクチンは自費では1回1万円を超えることが多く、家族の分まで考えると「今年はやめておこう」となりがちです。高齢者の定期接種でも、費用が低い自治体ほど接種率が高かったことが報告されています(接種率比1.31)[3]。費用という迷う理由を一つ減らす。無料にしている理由はそれだけで、打つかどうかを決めるのはご本人です。
2つのワクチンの基本
| 項目 | インフルエンザHAワクチン | コスタイベ筋注用(2人用) |
|---|---|---|
| しくみ | 不活化ワクチン(3価) | 自己増幅型mRNA(レプリコン)ワクチン |
| 今季の株 | A型2株+B型1株。3株とも前シーズンから変更 | オミクロン株 NB.1.8.1(2026年8月26日に一部変更承認) |
| 打ち方と量 | 皮下注射 3歳以上は1回0.5mL | 筋肉内注射(上腕三角筋) 1回0.5mL |
| 対象年齢 | 生後6か月以上。13歳未満は2回 | 18歳以上のみ |
| 接種の間隔 | ほかの不活化ワクチンとの間隔に決まりなし | 前回のコロナワクチンから3か月以上 |
| 同時接種 | 医師が必要と認めれば同じ日に接種できます。混ぜて打つことはできません。 | |
| 法律上の位置づけ | 65歳以上などはB類の定期接種(努力義務なし)。それ以外の職員・家族は任意接種です。 | |
| 今季の供給 | 約5,190万回分の見込み | コロナワクチン全体で約702万回分の見込み |
表1:出典=コスタイベ電子添文(2026年8月改訂・第3版)[4]、Meiji Seika ファルマ 2026年8月26日発表[5]、厚生労働省 審議会資料(2026年8月26日)[1]、接種間隔の規定変更のお知らせ[12]。製剤の違いや当法人がコスタイベを選ぶ理由は、クリニックのコラム「コロナワクチン、2026-2027年シーズンはどれを打つ?」にまとめています。卵アレルギーが心配な方は「卵アレルギーの人はインフルエンザワクチンを打てない?」をご覧ください。
SECTION 03 副反応と勤務 「人が抜ける日」を先に読む
ワクチンの副反応は、ほとんどが数日で消えます。ただ、訪問看護は1人が休むとその日の訪問がそのまま他の人に乗る仕事です。「重くはないが、ちょうど翌日に来る」副反応こそ、業務では最大の注意点になります。
図2:インフルエンザワクチンの頻度は厚生労働省のQ&A[7]、コスタイベは国内第Ⅲ相試験[4][20]によります。国の研究班による調査でも、JN.1対応コスタイベの37.5℃以上の発熱は21.8%と、試験とほぼ同じでした[3]。
副反応が実際に仕事の時間を削ることは、医療従事者を対象にした米国の試験でも示されています。発熱やだるさの頻度が低いワクチンを打った群は、副反応で失った労働時間の中央値が半分でした[19]。「気合で出勤する」問題ではなく、予定に織り込む問題です。
図3:コスタイベの「2人分」「9時間以内」は電子添文の記載です[4]。
同じ日に2本打つか、日を分けるか
インフルエンザとコロナのワクチンは、同じ日に打つことができます[3][4]。通う回数が1回で済むのが利点です。一方、熱が出たときにどちらの副反応か分からない、2本分のだるさが同じ日に来る、という面もあります。「翌日から2日休み」の人は同時に、「翌日も訪問」の人は日を分ける、と勤務に合わせて決めるのが現実的です。同時に打つときは左右の腕に分けると、腫れがどちらのものか分かります。
副反応の熱は接種の翌日までに出て、1〜2日で下がるのがふつうです。咳・のどの痛み・鼻水は、ワクチンの副反応としてはふつう出ません(コスタイベの試験でも1%未満)[4]。熱に加えて咳やのどの痛みがあるとき、熱が2日以上続くときは、感染症として扱って検査を受けてください[6]。今季はインフルエンザがすでに流行しています。「打った直後にたまたま本物にかかる」ことは珍しくありません。どちらであっても、熱のある日は訪問に出ません。
接種後に熱や痛みが出たら、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)を使ってかまいません。症状が出る前に予防として飲んでおくことは、厚生労働省のQ&Aでは勧められていません[6]。ふだん薬を飲んでいる方、妊娠中の方は主治医に確認してください。
SECTION 04 接種当日の医療安全
私たちは打つ側にも、打たれる側にもなります。職場での接種は「顔見知りどうし」で進むぶん、確認が省かれやすい場面です。
図4:出典=コスタイベ電子添文[4]、国立感染症研究所「予防接種における間違いを防ぐために」(2025年4月改訂版)[11]。
家族接種で起きやすい3つの取り違え
- 1同じ姓の人が続けて来る親子、夫婦、きょうだい。名字だけで呼ぶと取り違えます。フルネームと生年月日を、ご本人に言ってもらいます。
- 2年齢で量と回数が変わるインフルエンザワクチンは、3歳未満は0.25mL、13歳未満は2回です。コスタイベは18歳未満には打てません。高校生のお子さんが「ついでにコロナも」とならないよう、予約の段階で年齢を確認します。
- 32本のシリンジが同じトレーに載る皮下と筋肉内、経路の違う2本です。1人分ずつトレーを分け、ワクチン名を書いたラベルをシリンジに貼ってから運びます。
全国の定期接種の間違い報告でも、いちばん多いのは接種間隔の間違い(約6割)、次が不必要な接種(約15%)です[11]。コスタイベの「前回から3か月」は、他院や自治体の集団接種で打った日も含めて数えます。
コスタイベの取り扱い 数字の早見表
| 場面 | 決まり | 現場での意味 |
|---|---|---|
| 保管 | 冷蔵(2〜8℃)で1か月。再冷凍しない。箱を開けたら遮光 | 冷蔵庫に移した日を箱に書く |
| 溶かす | 室温に戻し、生理食塩液1.5mLを注入。白く均一になるまでゆっくり転倒混和 | 振らない。泡立ったら消えるまで待つ |
| 採る | 0.5mL×2回分まで。残りは廃棄 | 3人目を採らない |
| 時間 | 溶解後は2〜25℃。針を刺してから9時間以内 | バイアルに刺した時刻を書く |
| 同意 | 文書で説明し、予診票などに文書で同意を得る(承認条件) | 職員どうしでも省略しない |
| 打つ | 上腕三角筋に筋肉内接種。皮下・皮内・静脈内は不可。強い痛みや血液の逆流があれば抜いて部位を変える | 肩の高すぎる位置は避け、針の長さは体格で選ぶ |
表2:出典=コスタイベ筋注用(2人用)電子添文 2026年8月改訂・第3版[4]。
- 接種後30分以内の、じんましん・息苦しさ・声のかすれ・強い腹痛・血の気が引く感じ(アナフィラキシーの疑い)
- 接種後数日以内の、胸の痛み・動悸・息切れ・むくみ(心筋炎・心膜炎の疑い)
- 手足の先から始まる力の入りにくさ(ギラン・バレー症候群の疑い)
- 腕の腫れが肘より先まで広がる、2日たっても腕が上がらない
心筋炎・心膜炎とギラン・バレー症候群が疑われる症状は、コスタイベの電子添文が「あらかじめ本人に伝えること」としています[4]。
SECTION 05 接種は任意 職場が守る線
インフルエンザも新型コロナも、予防接種法ではB類疾病です。定期接種の対象になる高齢の方にさえ、接種の努力義務はありません。65歳未満の職員と家族の接種は、法律にもとづかない任意接種です。無料だからといって、打つことが前提になるわけではありません。
- 1打たない選択で不利益な扱いをしない厚生労働省は、ワクチン接種は労働者の自由意思にもとづくものと整理しています[8]。持病、過去の副反応、考え方。理由を説明する義務もありません。
- 2接種歴は健康情報として扱う誰が打ったか・打っていないかは、シフトを組む管理者だけが知っていれば足ります。休憩室で「打った?」と聞き合わない。利用者さんに職員個人の接種歴を伝えない。
- 3妊娠中・授乳中は、産科の主治医と決めるどちらのワクチンも、添付文書は「有益性が危険性を上回ると判断される場合に接種」としています。インフルエンザワクチンは産婦人科の診療ガイドラインでも妊娠中の接種が勧められていますが、コスタイベは妊娠中のデータが多くありません[4]。職場は、ご本人と主治医の結論を尊重します。
「レプリコンを打った人は来ないで」と言われたら
コスタイベについては、接種した人からワクチンの成分が周りの人にうつる(シェディング)という話が2024年に広まりました。厚生労働省は「レプリコンワクチンを受けた方から他の方にワクチンの成分が伝播するという科学的知見はない」と明示しています[6]。コスタイベが体の中で作るのはスパイクたんぱく質と複製のための酵素で、ウイルスの殻を作る遺伝子は入っていないので、人にうつる形のものはできません。学会の協議会も、科学的に適切でない情報の広がりに懸念を示す見解を出しています[21]。
- 否定から入らない。「ご心配なんですね」とまず受け取ります。不安そのものは間違いではありません。
- 事実を短く伝える。「国は、接種した人から成分がうつるという科学的な知見はないと説明しています」。議論はしません。
- その場で約束せず、管理者に持ち帰る。職員個人の接種歴は答えません。訪問の体制をどうするかは、ステーションとして主治医・ケアマネジャーさんと相談して決めます。
SECTION 06 もしもの備え 健康被害と制度
図5:出典=厚生労働省 事務連絡(令和6年3月11日)[9]、新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)[8]。PMDAの救済制度は、入院が必要な程度の健康被害などが対象です[10]。
覚えておくことは一つです。同じワクチンでも、「定期接種として打ったか、任意接種として打ったか」で救済の窓口が変わります。65歳以上の職員やご家族が自治体の定期接種として受けた場合は市町村、それ以外はPMDAです。職員の新型コロナワクチンについては、厚生労働省が「医療従事者等の接種は、自由意思によるものではあるが、業務遂行のために必要な行為として労災保険給付の対象になる」と示しています[8]。
- 接種の場所。診療所の外(ステーションの事務所など)で医療機関が予防接種を行う場合は、「巡回健診等」として、事前に保健所へ実施計画を出す取り扱いになっています(平成7年11月29日 健政発第927号)[13]。診療所の中で打つ場合は不要です。
- 副反応疑い報告。任意接種で重い副反応が疑われたときも、医師などからPMDAへ報告する仕組みがあります。接種した日・ロット番号・部位の記録が、そのとき役に立ちます。
SECTION 07 打っても、かかる 発症したときの決まりとセットで
国内の研究では、2024年秋のコロナワクチンの発症予防効果は65歳以上で44.3%(95%信頼区間8.4〜66.1)でした。コスタイベだけを取り出した解析では60歳以上で74.5%(同31.3〜90.6)と報告されていますが、信頼区間が広く、職員の年代の数字でもありません[3][18]。インフルエンザワクチンも、発症を減らすものであって、ゼロにするものではありません。
| 場面 | 目安 | 根拠 |
|---|---|---|
| 朝、熱・咳・のどの痛みがある | 出勤せず管理者へ連絡。検査を受ける | 訪問先は重症化しやすい方の自宅 |
| 新型コロナと診断された | 発症日を0日目として5日間、かつ症状が軽くなって24時間たつまで外出を控える。10日目まではマスク、重症化しやすい方との接触に配慮 | 厚生労働省の考え方。医療機関・高齢者施設は就業制限の参考にするよう示されている[14] |
| インフルエンザと診断された | 法律上の就業制限はない。発症後5日かつ解熱後2日(学校の出席停止の基準)を目安にする職場が多い | 職場であらかじめ決めておく |
| 同居家族が発症した | 本人に症状がなければ勤務は可能。マスクを着け、毎朝の体調確認を。発症から5日間は特に注意 | 厚生労働省の考え方[14] |
表3:ワクチンを打っていても、この表の扱いは変わりません。
ワクチンは「福利厚生」であり「感染対策」。でも「義務」ではありません
- 1無料にするのは、迷う理由を一つ減らすため費用で迷ってほしくない。それだけです。打つかどうかは、ご本人とご家族が決めます。
- 2家族まで対象にするのは、感染の入口が家庭にもあるからお子さんが学校からもらってくる。配偶者が職場からもらってくる。職員を守るには、家族ごと守るほうが早いと考えています。
- 3接種日は「人が抜ける日」として、最初からシフトに書き込む副反応で休むことは、想定内の出来事です。謝る必要のない休みにするために、先に予定へ入れておきます。
- 4打った後も、熱と咳のある日は訪問しないワクチンは、マスクと手洗いと「休む勇気」の代わりにはなりません。利用者さんの家にウイルスを持ち込まないという目的は、ワクチンの有無で変わりません。
SECTION 08 チェックリスト12項目
管理者・事務
- 職員を2班以上に分け、同じ週に全員が打たない日程にしたか
- 接種の翌日が、オンコール当番や訪問の多い日に当たっていないか
- コスタイベの希望者を偶数人数でまとめ、針を刺してから9時間以内に打ち終わる段取りにしたか
- ご家族の年齢を確認したか(18歳未満はコスタイベ不可、13歳未満のインフルエンザは2回)
- 接種する場所が診療所の外なら、保健所への手続きを確認したか
- 接種歴を見られる人を限定し、打たない職員が不利にならない運用にしたか
職員本人
- 前回のコロナワクチンから3か月以上あいているか(他院で打った日も含めて)
- 当日の体温、過去のワクチンでの強い副反応・アレルギーを予診票に書いたか
- 腕は、翌日の移乗や入浴介助で主に使わない側を選んだか
- 接種後15分以上(気分不良の経験がある人は30分)、座って待ったか
- 家に解熱鎮痛薬と体温計があるか
- 熱に咳やのどの痛みが重なったら「副反応」と決めつけず、連絡して検査を受けると決めているか
SECTION 09 よくある質問
インフルエンザとコロナのワクチンは、同じ日に打てますか。
打てます。医師が必要と認めれば同時接種ができ、間隔の決まりもありません[3][12]。ただし副反応が同じ日に重なるので、翌日の勤務に合わせて決めてください。
接種の翌朝、37.8℃あります。副反応だと思うので訪問に出てもいいですか。
出ないでください。副反応か感染症かは、その朝には区別できません。熱のある日は訪問しないのが原則です。咳やのどの痛みがあれば検査を受けてください。
熱が出ると困るので、打つ前に解熱剤を飲んでおいてもいいですか。
予防として飲むことは勧められていません。症状が出てから使ってください[6]。
去年コスタイベを打ちました。今年も同じでいいですか。
前回から3か月以上あいていれば接種できます。今季の製剤は株がNB.1.8.1に変わっています[5]。どの製剤が優れているかを入院や死亡で直接比べた試験はありません。
家族は何歳から対象ですか。
インフルエンザワクチンは生後6か月から、コスタイベは18歳以上です。お子さんのインフルエンザワクチンは13歳未満で2回になります。小さなお子さんは、かかりつけの小児科での接種が安心な場合もあります。
打ちたくありません。評価や配置に響きますか。
響きません。接種は任意で、理由を説明する必要もありません。そのかわり、体調不良の日は休む・マスクと手指衛生を続ける、という決まりは全員に同じようにお願いします。
利用者さんのご家族に「職員さんは皆ワクチンを打っていますか」と聞かれました。
職員個人の接種歴は健康情報なのでお答えしません。「希望する職員と家族が無料で接種できる体制をとっています。あわせて、体調の悪い職員は訪問に出ない決まりにしています」とお伝えください。
重い副反応が出たら、補償はありますか。
任意接種は医薬品副作用被害救済制度(PMDA、相談窓口0120-149-931)が対象です。職員の新型コロナワクチンは、医療従事者等として労災保険給付の対象になります[8][9]。まず管理者に連絡してください。
SECTION 10 ご利用・採用のご案内
ふくろう訪問クリニック
訪問診療(福岡市早良区)
- 通院が難しい方のご自宅・施設へ医師が伺います
- 緩和ケア、難病、精神科、認知症
- ワクチン接種のご相談も訪問のなかで承ります
福岡市早良区荒江2-6-37 第2渡辺ビル1階
電話 092-407-7337 メール clinic@fukurou.fukuoka.jp
ふくろう訪問看護リハビリステーション
訪問看護・訪問リハビリ
- 看護師・リハビリ職がご自宅へ伺います
- 主治医はどの医療機関でもかまいません
- ご家族、ケアマネジャーさんからのご相談も歓迎します
電話 092-834-8581(平日9:00〜18:00)
メール nurse@fukurou.fukuoka.jp
在宅医療の現場で、一緒に働く方を募集しています
ふくろう訪問看護リハビリステーション
入職祝い金 20万円直接応募限定
看護師/理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
(いずれも常勤・非常勤)
電話 092-834-8581(平日9:00〜18:00)
メール nurse@fukurou.fukuoka.jp
ステーションでは福利厚生として、職員とご家族のインフルエンザワクチン・新型コロナワクチン(コスタイベ)の接種費用を法人が負担しています(接種は任意です)。入職祝い金は、人材紹介会社を通さず直接ご応募いただいた方が対象です。見学だけでも歓迎します。
SECTION 11 参考資料
- 厚生労働省 予防接種課「2026/27シーズンの季節性インフルエンザワクチン及び新型コロナワクチンの供給等について」第40回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会 資料1、2026年8月26日。https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001741995.pdf
- 厚生労働省「インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数の推移」(2026年第36週=3.29)。掲載ページ/「インフルエンザの発生状況について」2026年9月。https://www.mhlw.go.jp/content/001748443.pdf
- 日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会「2026年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解」2026年9月1日。https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/guidelines/gakkai_covid19_260901.pdf
- Meiji Seika ファルマ「コスタイベ筋注用(2人用)」電子添文 2026年8月改訂(第3版)。KEGG MEDICUS 掲載版/JAPIC PDF
- Meiji Seika ファルマ 報道発表「オミクロン株NB.1.8.1対応 次世代mRNAワクチン(レプリコン)『コスタイベ筋注用(2人用)』一部変更承認取得」2026年8月26日。https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2026/detail/pdf/260826_01.pdf
- 厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」(レプリコンワクチン、接種後の発熱、解熱鎮痛薬に関する項目)。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
- 厚生労働省「インフルエンザワクチン(季節性)」Q&A。掲載ページ
- 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)」労災補償・ワクチン接種に関する項目。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html
- 厚生労働省 予防接種課・医薬品副作用被害対策室 事務連絡「令和6年度以降の新型コロナワクチンの接種による健康被害に係る救済措置の取扱いについて」令和6年3月11日。https://www.mhlw.go.jp/content/001223621.pdf
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度」救済制度相談窓口 0120-149-931(平日9:00〜17:00)。https://www.pmda.go.jp/
- 国立感染症研究所 予防接種研究部「予防接種における間違いを防ぐために」2025年4月改訂版。https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001523756.pdf
- 厚生労働省「ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ」(2020年10月1日〜)。https://www.mhlw.go.jp/content/000674724.pdf
- 厚生省健康政策局長通知「医療機関外の場所で行う健康診断等の取扱いについて」平成7年11月29日 健政発第927号(改正後全文・岡山県掲載)。https://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/368105.pdf
- 厚生労働省「新型コロナウイルス 療養に関するQ&A(5類移行後の療養期間の考え方)」。https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001093929.pdf/WEBマガジン「厚生労働」2023年6月号。掲載ページ
- 日本環境感染学会 ワクチン委員会「医療関係者のためのワクチンガイドライン 第3版」環境感染誌 35巻 Suppl II、2020年。滋賀県掲載PDF/同「追補版 新型コロナワクチン」2022年1月。滋賀県掲載PDF
- Imai C, Toizumi M, Hall L, Lambert S, Halton K, Merollini K. A systematic review and meta-analysis of the direct epidemiological and economic effects of seasonal influenza vaccination on healthcare workers. PLoS One. 2018;13(6):e0198685. PMID: 29879206. doi:10.1371/journal.pone.0198685
- Thomas RE, Jefferson T, Lasserson TJ, Earnshaw S. Influenza vaccination for healthcare workers who care for people aged 60 or older living in long-term care institutions. Cochrane Database Syst Rev. 2025;Issue 2:CD005187. doi:10.1002/14651858.CD005187.pub6
- Maeda H, et al. Interim analysis of effectiveness of JN.1-adapted conventional and self-amplifying mRNA COVID-19 vaccines against symptomatic SARS-CoV-2 infection in adults aged ≥60 years, Japan, October 2024–April 2025. Vaccine. 2026;88:128964.(文献3の引用文献15)
- Yoon SK, et al. mRNA and protein subunit COVID-19 vaccine reactogenicity and their relationship to productivity for healthcare workers and first responders. Open Forum Infect Dis. 2026;13(4):ofag141.(文献3の引用文献27)
- Oda Y, Kumagai Y, Kanai M, et al. Immunogenicity and safety of a booster dose of a self-amplifying RNA COVID-19 vaccine (ARCT-154) versus BNT162b2 mRNA COVID-19 vaccine: a double-blind, multicentre, randomised, controlled, phase 3, non-inferiority trial. Lancet Infect Dis. 2024;24(4):351-360. doi:10.1016/S1473-3099(23)00650-3
- 予防接種推進専門協議会「2024年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解」2024年12月20日。https://jrs.or.jp/information/file/20241220_kyogikai.pdf
※本記事は2026年9月18日時点で公開されている情報にもとづく一般的な解説で、個別の診断や接種の可否を示すものではありません。承認・供給・制度の内容は今後変わることがあります。接種の可否は予診を行う医師にご相談ください。労災など労務の取り扱いは、社会保険労務士または労働基準監督署にご確認ください。
※本記事の内容について、記載した製薬企業からの資金提供・便宜供与は受けていません。

