認知症患者さんの妄想の話は肯定した方がいいの?

認知症の方の「妄想」の話は、
肯定した方がいいの?
「否定してはいけない」とよく言われます。では、話を合わせて“嘘をつく”のが正解なのでしょうか。
ガイドラインと研究が示す、否定と嘘のあいだにある「5つの選択肢」を整理します。
「頭ごなしに否定しない」は正解です。しかし「肯定する=話を合わせて嘘をつく」は、いちばん最後に検討する手段です。
実際の現場でまず狙うのは、事実の正否を争わずに、その裏側にある感情に応えるという中間の対応です。「否定する」か「嘘をつく」かの二択ではありません。その間には、少なくとも3つの段階があります。
そしてもうひとつ大切なことがあります。「妄想だ」と決めつける前に、せん妄・体の不調・薬の副作用・見えにくさ聞こえにくさ、そして“本当に起きている出来事”を確認すること。ここを飛ばすと、対応そのものが的外れになります。
「否定か、嘘か」ではない ── 対応は一本の帯の上にある
介護の入門書には、たいてい「認知症の方の妄想を否定してはいけません」と書かれています。これは正しいのですが、そこで説明が止まってしまうため、多くのご家族がこう悩みます。
「否定してはいけないなら、財布を盗んだと言われたときに『はい、私が盗りました』と言えばいいのか」「見えない人が見えていると言われたら、見えるふりをするのか」──。
ここで押さえておきたいのは、対応は「否定」と「嘘」の二択ではなく、その間にいくつもの段階があるということです。英国のメンタルヘルス財団が2016年に行った大規模な調査(専門職・研究者・認知症のご本人が参加した公開調査)では、認知症の方の難しい問いかけに対する応答が、次の5つの型に整理されました[1][2]。
図1:Mental Health Foundation(2016)の調査で整理された5つの応答型をもとに作成[1][2]。日常のケアで最初に狙うのは2と3であり、5は「最後の手段」と位置づけられています。
つまり「肯定した方がいいですか?」という問いへの答えは、「否定はしない。でも、いきなり嘘で肯定しにいくのでもない」ということになります。2と3で足りるなら、そこで終わらせるのが原則です。
妄想はどのくらい起きるのか
妄想は「特別なこと」ではありません。認知症の行動・心理症状(BPSD)は、認知症の方全体の約60〜90%が経過中に何らかの形で経験するとされています[3]。そのうち幻覚・妄想といった精神病症状(dementia-related psychosis)については、生涯を通じて最大70%程度が経験するという報告があります[4]。
一方で「いま現在その症状がある人の割合(時点有病率)」はもっと低くなります。2025年に発表された系統的レビュー・メタ解析(23研究・約11万人)では、急性期病院に入院中の認知症高齢者において、妄想24%、幻覚16%でした[5]。同じ手法で在宅・地域で暮らす方を対象にした先行レビューと比べると、妄想19%、幻覚12%であり、入院という環境変化が症状を押し上げていることがわかります[5][6]。
図2:数字に幅があるのは、①「いま症状がある割合」か「経過中に一度でも経験する割合」かの違い、②在宅か入院かという対象集団の違い、③評価尺度の違い(構造化された尺度を使うと検出率が上がる)によります[3][4][5][6]。
よくみられる妄想の型
| 型 | 訴えの例 | 背景にあることが多い気持ち |
|---|---|---|
| 物盗られ妄想 | 「財布を盗まれた」「通帳がない、あの人が持っていった」 | 自分で置き場所を思い出せないことへの不安と、失敗を認めたくない気持ち。最も身近で世話をしている人が疑われやすい |
| 被害妄想 | 「食事に何か入れられている」「悪口を言われている」 | 状況が読み取れない不安、疎外感 |
| 嫉妬妄想 | 「配偶者が浮気している」 | 自分が頼りにされなくなったという喪失感 |
| 見捨てられ妄想 | 「私は置いていかれる」「家に帰してもらえない」 | ひとりになることへの恐怖 |
| 幻の同居人 | 「知らない人が家にいる」 | 見間違い(錯視)や記憶の断片が入り混じったもの |
| 帰宅願望 | 自宅にいるのに「家に帰る」 | 妄想というより「安心できる場所を求めている」サインであることが多い |
なぜ「違いますよ」が逆効果になるのか
妄想は「勘違い」ではありません。ご本人にとっては、疑いようのない事実として体験されているものです。ですから、証拠を並べて説明しても訂正されることは、まずありません。
さらに厄介なのは記憶のしくみです。アルツハイマー型認知症では、出来事そのものの記憶(エピソード記憶)が早い段階から障害されます。一方で、「嫌な思いをした」という感情の記憶は比較的よく残ります。その結果、こうなります。
図3:説明の中身は残らず、「責められた」という感覚だけが積み重なるため、同じ訴えが繰り返され、かつ介護者への警戒が強まっていきます(模式図)。
これが、「否定しない」が推奨される最大の理由です。論破しても症状は消えず、信頼関係だけが削られていく。だからこそ、事実の争点から降りることが必要になります。
沈黙や曖昧な生返事は、ご本人からは「取り合ってもらえなかった」と受け取られます。否定しないことと、真剣に向き合うことは両立します。
「妄想」と決めつける前に確認する4つの層
ここが、対応を考えるうえでいちばん大事なのに、いちばん飛ばされやすいところです。日本の「かかりつけ医・認知症サポート医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第3版)」は、BPSDへの対応にあたり、まずせん妄の除外とBPSD様症状を引き起こしうる病態・薬剤の鑑別を行うことを明示しています[3]。英国のNICEガイドライン(NG97)も、非薬物的対応・薬物治療のいずれを始める前にも、まず構造化された評価を行い、痛み・せん妄・不適切なケアといった臨床的・環境的な原因を確認して対処するよう求めています[7]。
図4:BPSD向精神薬使用ガイドライン(第3版)の「せん妄の除外」「BPSD様症状を引き起こし得る病態・薬剤の除外」[3]およびNICE NG97 推奨1.7.1[7]をもとに作成。
レビー小体型認知症では幻視や妄想が起こりやすい一方、抗精神病薬に対する過敏性があるため、安易に抗精神病薬を使うべきではないとされています[3]。幻視に対しては、まずコリンエステラーゼ阻害薬を試みることが推奨されています[3]。認知機能の変動、パーキンソン症状、はっきりした幻視、夢に合わせた寝言や体動といった特徴があれば、主治医に伝えてください。
高齢者の財産被害は現実に起こります。訴えを一律に「妄想」と処理してしまうと、経済的虐待や特殊詐欺を見逃す危険があります。金銭・通帳・カードに関する訴えは、一度は事実確認をするのが原則です。
実際の言い方 ── 「事実には乗らず、感情には乗る」
5段階のうち、日常的にいちばん使うのが「2:言葉の裏の意味を探して応じる」です。コツは単純で、訴えの“内容”ではなく、その下にある“気持ち”に返事をすること。内容を肯定も否定もしないまま、感情には全面的に同意します。
──「見える」という体験は否定せず、「自分には見えない」という事実も曲げない。そのうえで、怖いのか、平気なのかを確かめます。
言い換え早見表
| つい言ってしまう言葉 | なぜ逆効果か | 言い換え |
|---|---|---|
| 「そんなわけないでしょう」 | 体験そのものを否定され、孤立感が強まる | 「そう感じられたんですね」 |
| 「さっきも言ったよね」 | 覚えていないこと自体を責めることになる | (初めて聞いたつもりで)「そうなんですね」 |
| 「しっかりして」 | 努力不足のせいにされたと感じる | 「一緒にやってみましょうか」 |
| 「どうしてそう思うの?」(詰問調) | 理由を説明できず、追い詰められる | 「何が心配ですか?」 |
| 「はい、私が盗りました」(投げやりな肯定) | その場は収まっても、次の訴えを強めることがある | 「一緒に探しましょう」 |
「盗られたと思って不安なんですね」は共感です。「たしかに盗まれましたね」は同意であり、事実と異なる内容を認めたことになります。多くの場面では、共感だけで十分に落ち着きます。
それでも「話を合わせる」「嘘をつく」が必要なとき
共感でも話題転換でも収まらず、ご本人の苦痛が強い場面はあります。「亡くなった配偶者はどこ?」と一日に何度も尋ねられ、そのたびに死を伝えれば、ご本人はそのたびに初めての衝撃として喪失を体験することになります。こうした場面で、事実と異なる応答が選ばれることは現実にあります。
研究の世界でも、こうした応答は「治療的嘘(therapeutic lie)」として長く議論されてきました。介護スタッフを対象とした調査では、嘘は主にご本人の最善の利益のため、苦痛の軽減や対応困難な行動への対処に用いられていた一方で、「その場をやり過ごすため」の嘘という、介護者側の都合による類型も抽出されています[2]。また、英国のNHSにはこの実践に関する公式なガイダンスが存在しないことも指摘されており[8]、個人の判断で気軽に行ってよいものではありません。
- 目的はご本人の利益か──介護者が楽をするためではないか
- ほかの手段を試したか──共感・話題転換・環境調整で足りないと確認できているか
- チームで決めたか──家族・訪問看護師・ケアマネジャー・主治医で方針を共有し、その場の思いつきにしない
- 記録に残したか──「誰が」「どういう場面で」「どう答えるか」を書き残し、対応がばらつかないようにする
加えて、メンタルヘルス財団の調査では、実際には来ないバスが停まる“偽のバス停”や、波の音つきの海の壁画といった人工的な作りものの環境は避けるべきだとされました。人形やロボットのぬいぐるみを用いるより、本物の動物や子どもと過ごす時間のほうが望ましい、という指摘もなされています[1]。
ある人は「亡くなりました」と答え、別の人は「買い物に行っています」と答える。この不一致は、ご本人を混乱させ、不信感を強めます。方針を決めることそのものが、ケアの一部です。
「バリデーション療法」はどこまで効くのか
「本人の感情や体験をそのまま受け入れる」という考え方を体系化したものに、バリデーション療法があります。理念としては現在のケアの土台になっている一方で、効果を検証したランダム化比較試験は少なく、コクランレビューは「有効性について結論を出すには証拠が不十分」と結論しています[9]。
幻覚・妄想に絞った2024年のシステマティックレビュー・メタ解析(18研究・2,040人)でも、非薬物的介入によって幻覚や妄想そのものが有意に減るという結果は得られませんでした。ただし、パーソン・センタード・ケア、認知リハビリテーション、音楽療法などについては、他の面での有用性が報告されています[4]。
「症状を消すこと」を目標にすると、非薬物的な関わりは分が悪く見えます。しかし目標を「ご本人の苦痛と、介護者の負担を減らすこと」に置き換えると、話は変わります。ガイドラインが非薬物的介入を第一選択に置いているのは、薬に症状を消す力があるからではなく、薬には転倒・誤嚥・死亡といった代償があるからです[3][7]。
薬を使うのはどういうときか
BPSDの管理は非薬物療法が第一選択であり、環境調整・ケアの変更・心理的介入・通所リハビリテーションの利用などを家族や介護スタッフと検討・実施したうえで、改善しない場合にのみ向精神薬の使用を検討する、というのが日本のガイドラインの立場です[3]。NICEも同様に、抗精神病薬を使うのは「自分や他人を傷つけるおそれがある場合」か「焦燥・幻覚・妄想が本人に強い苦痛を与えている場合」に限るとしています[7]。
図5:「かかりつけ医・認知症サポート医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第3版)」のBPSD治療アルゴリズム(幻覚・妄想の項)をもとに作成[3]。レビー小体型認知症の幻視には、まずコリンエステラーゼ阻害薬の投与が望ましいとされています。
ガイドラインは、抗精神病薬でBPSDが軽快した場合、投与開始4か月以内に減量・中止を試みることを求めています[3]。また、副作用は開始直後だけでなく、1か月以上あるいはさらに長期に使用している段階で現れることもあるため、継続中も観察が必要です[3]。「落ち着いたからそのまま」は避けたい形です。
訪問看護は、この問題のどこに入れるのか
妄想への対応は「言い方のコツ」だけでは完結しません。原因の探索、家族の疲弊、方針の統一、そして制度の使い方まで含めて、在宅チームが担える部分を整理します。
1|訪問時に確認していること
訪問看護師は、その日の様子だけでなく「妄想が出やすい条件」を探しています。前掲の4層チェック(図4)を、生活の場で毎回めくり直すイメージです。
- 体調:発熱・尿の混濁や量・便通・脱水・痛み(表情や動作から推定)
- 薬:残薬から見た飲み忘れ・重複、他院からの新規処方、市販の風邪薬や睡眠改善薬の追加
- 感覚:眼鏡や補聴器を使えているか、夕方以降の室内の暗さ
- 環境:訴えが出る時間帯・場所、テレビの音量と内容、来客の有無
- 介護者:睡眠がとれているか、表情、口調の変化、「もう限界」に近づいていないか
2|「言い方」を家族と揃え、記録に残す
訪問看護が入る大きな意味のひとつが、対応方針の共有と記録です。「亡くなったご家族について尋ねられたらどう答えるか」「探し物への対応は誰が行うか」を決め、ノートやケア記録に残しておく。これによって、家族・ヘルパー・デイサービスの職員のあいだで応答がばらつかなくなります。
厚生労働省の「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)」(令和7年3月)も、本人の意思の尊重と、チームによる早期からの継続的な支援を基本原則に掲げています[10]。ご本人が「どう扱われたいか」を軸に据えることが出発点です。
3|制度の使い方
| 場面 | 使える枠組み |
|---|---|
| ふだんの訪問看護 | 認知症を主たる傷病とする場合、要介護認定を受けていれば原則として介護保険での訪問看護になります。回数はケアプランの範囲内で調整します |
| 急性増悪で頻回訪問が必要なとき | 主治医が特別訪問看護指示書を交付すると、交付日から14日間、医療保険で週4日以上の訪問が可能になります。混乱が強い時期を集中的に支える使い方ができます |
| 介護者が限界に近いとき | レスパイト入院やショートステイ。ご本人のためではなく「介護者を休ませるため」に使ってよいサービスです |
| 受診や薬の相談 | 認知症疾患医療センター、かかりつけ医、認知症サポート医。訪問診療を利用中であれば、次回訪問を待たず主治医に連絡します |
| 介護全般の相談 | 地域包括支援センター、担当ケアマネジャー |
※保険の適用は個々の状況や自治体の運用により異なります。実際の適用可否は主治医・ケアマネジャー・訪問看護ステーションにご確認ください。
4|介護者を守ることが、ご本人を守ることになる
妄想の矛先は、多くの場合いちばん近くで世話をしている人に向かいます。毎日「盗った」と責められ続ければ、どれほど理屈を理解していても心は削られます。BPSDが介護者の強い苦痛と結びついていることは、複数の研究で一貫して示されています[5]。
疑われるのは、あなたが信頼されていないからではなく、いちばん近くにいるからです。記憶の欠けた部分を埋めようとするとき、思い浮かぶのは最も身近な人になります。腹が立って言い返してしまっても、それは自然な反応です。ご自分を責める必要はありません。「一人で抱えない」ことを、対応方法の第一に置いてください。
図6:対応の統一と誘因の発見は、誰か一人ではなくチームで担う部分です。「どう答えるか」を決めておくことが、結果的にご本人の混乱をいちばん減らします。
こんなときは早めに相談・受診を
- 数日以内に急に始まった/日によって、あるいは一日のなかで大きく変動する(せん妄の可能性)
- 発熱、食事や水分がとれない、尿の量が減った、便が数日出ていない
- 新しい薬を始めた、あるいは市販薬を飲み始めた直後から様子が変わった
- 暴力・強い興奮があり、ご本人または周囲の安全が保てない
- 幻視がはっきりしている、動作が遅い、寝言や寝ているときの体動が激しい(レビー小体型認知症の可能性)
- 介護しているご家族が、眠れない・食べられない・涙が出るなど限界に近い
ふくろう訪問クリニック/ふくろう訪問看護リハビリステーションでは、福岡市早良区を中心に、認知症・精神科領域の在宅診療と訪問看護を行っています。「妄想への対応で家族が疲れきってしまった」「薬を増やす前に、生活の側から手を打てないか」といったご相談も承っています。どの制度が使えるかわからない段階でも構いません。担当のケアマネジャー、または当ステーションまでお気軽にご連絡ください。
よくあるご質問
Q1.結局、話を合わせるのは良いことですか、悪いことですか?
「良い/悪い」で割り切れる問題ではなく、順番と条件の問題です。共感や話題転換で足りるならそこで止める。それでも苦痛が強く、他に手段がない場面に限り、チームで決めて記録に残したうえで用いる──これが現時点で示されている考え方です[1][2]。
Q2.何度も同じことを聞かれます。毎回同じように答えるべきですか?
はい、同じ内容・同じトーンでが原則です。ご本人にとっては毎回が初回です。答え方が回ごとに変わると、そこに不安を感じ取られてしまいます。答えを紙に書いて見える場所に貼るのも有効なことがあります。
Q3.「見えている」と言われたとき、見えるふりをした方が安心しますか?
見えるふりは必要ないことがほとんどです。「私には見えないけれど、あなたには見えているのですね」と、体験は否定せず自分の事実も曲げない伝え方で、多くの場合は落ち着きます。そのうえで怖さの有無を確かめ、照明を明るくする、紛らわしい物を片付けるといった環境調整を行います。
Q4.薬を出してもらえば治りますか?
幻覚・妄想を確実に消す薬はありません。ガイドラインは非薬物的介入を第一選択とし、改善しない場合に限って向精神薬を検討するとしています[3]。抗精神病薬は死亡・転倒・骨折のリスクを高めるため、使う場合も低用量・短期間が原則で、軽快したら投与開始4か月以内に減量・中止を試みることとされています[3]。
Q5.つい言い返してしまいました。悪化させてしまったでしょうか。
一度の言い返しで病気が進むことはありません。毎日責められれば言い返したくなるのは自然なことです。大切なのは完璧に対応することではなく、言い返さずに済む状況をつくること──つまり一人で抱えず、訪問看護やデイサービス、ショートステイを使って距離をとることです。
Q6.認知症になったら、もう何もわからなくなってしまうのでしょうか。
いいえ。2024年12月に閣議決定された国の「認知症施策推進基本計画」は、「認知症になったら何もできなくなるのではなく、一人ひとりにできること・やりたいことがあり、希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という「新しい認知症観」を打ち出しています[11]。妄想があっても、その方の人格や好み、これまでの人生が失われるわけではありません。対応の出発点は、そこにあります。
参考文献・出典
- Williamson T, Kirtley A. What is truth? An inquiry about truth and lying in dementia care. Mental Health Foundation, 2016.
https://www.mentalhealth.org.uk/explore-mental-health/publications/what-truth-inquiry-about-truth-and-lying-dementia-care(2026年8月4日閲覧) - Mills R, Jackman L, Mahesh M, James I. Key Dimensions of Therapeutic Lies in Dementia Care: A New Taxonomy. OBM Geriatrics. 2019;3(1):032. doi:10.21926/obm.geriatr.1901032
/ James IA, Caiazza R. Therapeutic Lies in Dementia Care: Should Psychologists Teach Others to be Person-Centred Liars? Behavioural and Cognitive Psychotherapy. 2018;46(4):454–462. doi:10.1017/S1352465818000152 - 令和6年度厚生労働科学研究費補助金(厚生労働科学特別研究事業)研究班(研究代表者:冨本秀和).かかりつけ医・認知症サポート医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第3版).2025年6月公開.日本認知症学会・日本老年精神医学会・日本神経学会・日本精神神経学会・日本老年医学会・日本神経治療学会 監修.
https://dementia-japan.org/wp-content/uploads/2025/06/guideline.pdf(2026年8月4日閲覧) - Burnand A, Rookes T, Mahmood F, Davies N, Walters K, Orleans-Foli S, Sajid M, Vickerstaff V, Frost R. Non-Pharmacological Interventions in the Management of Dementia-Related Psychosis: A Systematic Review and Meta-Analysis. International Journal of Geriatric Psychiatry. 2024;39(8):e6129. doi:10.1002/gps.6129
- Anantapong K, Jiraphan A, Aunjitsakul W, Sathaporn K, Werachattawan N, Teetharatkul T, Wiwattanaworaset P, Davies N, Sampson EL. Behavioural and psychological symptoms of people with dementia in acute hospital settings: a systematic review and meta-analysis. Age and Ageing. 2025;54(1):afaf013. doi:10.1093/ageing/afaf013(PMID: 39888603)
- Kwon CY, Lee B. Prevalence of Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia in Community-Dwelling Dementia Patients: A Systematic Review. Frontiers in Psychiatry. 2021;12:741059. doi:10.3389/fpsyt.2021.741059
- National Institute for Health and Care Excellence (NICE). Dementia: assessment, management and support for people living with dementia and their carers (NG97), Recommendations 1.7.1–1.7.9.
https://www.nice.org.uk/guidance/ng97/chapter/recommendations(2026年8月4日閲覧) - Culley H, Barber R, Hope A, James I. Therapeutic lying in dementia care. Nursing Standard. 2013;28(1):35–39. doi:10.7748/ns2013.09.28.1.35.e7749
- Neal M, Barton Wright P. Validation therapy for dementia. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2003;(3):CD001394. doi:10.1002/14651858.CD001394
- 厚生労働省.認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版).令和7年3月.
https://www.dcnet.gr.jp/pdf/download/support/research/center2/250407/o_r6_guide02_20250320.pdf(2026年8月4日閲覧) - 厚生労働省.認知症施策推進基本計画.令和6年12月(2024年12月3日閣議決定).
https://www.mhlw.go.jp/content/001344090.pdf(2026年8月4日閲覧) - Kales HC, Gitlin LN, Lyketsos CG. Assessment and management of behavioral and psychological symptoms of dementia. BMJ. 2015;350:h369. doi:10.1136/bmj.h369
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。薬剤の変更・中止は必ず主治医にご相談ください。制度の適用範囲は改定により変わることがあります。掲載内容は2026年8月時点の情報に基づいています。

