あなたの今のレベルは?:ゼロから始める訪問看護

今の自分がどこまで来ているかを、10分で確かめる
連載「ゼロから始める訪問看護」全10回の末尾に置いた1年目チェックリストを、93問ぶんまとめました。 できているものにチェックを入れると、画面の下に数がずっと出ています。回ごとの小計も、その回の最後に出ます。 いちばん下の「あなたの現在地」には、できていない項目がいちばん多い回が、 読み直す本編と、あわせて読むコラムつきで残ります。 指導する側の方は、本人と別々に採点して、ずれた項目だけを一緒に見てください。そこが次の課題です。
使い方
- 「知っている」ではなく「できる」で判定してください。読んだことがある、聞いたことがある、は含めません。明日の訪問で実際に手が動くかどうかです。
- 迷ったらチェックを入れないでください。低く出ることに意味があります。埋まっていない項目が、そのまま次の1か月の目標になります。
- チェックはこの画面の中だけのものです。ページを閉じたり読み込み直したりすると消えます。最後まで進めたら、いちばん下の数字をメモするか、画面を保存してください。
第1回 訪問看護という仕事の全体像 病棟と何が逆転するのか
/ 7問できています
第2回 制度の入口 使う保険と、指示書という1枚
/ 7問できています
第3回 訪問1回の組み立て方 玄関の前から次回の予約まで
/ 8問できています
第4回 からだをみる 「その人の平常値からのズレ」で読む
/ 8問できています
第5回 暮らしをみる 情報は家の中に置いてある
/ 8問できています
第6回 「いつもと違う」に気づき、動く 予測と急変時の初動
/ 10問できています
第7回 報告・連絡・相談 SBARと「今すぐ/今日中/次回まで」
/ 11問できています
第8回 記録と書類 訪問看護記録書・計画書・報告書
/ 12問できています
第9回 多職種連携 誰が何を持っていて、何を待っているか
/ 11問できています
第10回 家族とともにいる 意思決定支援から看取りまで
/ 11問できています
/ 93 問できています
下の表で、いまの数がどの段階にあたるかを見てください。 ただし点数そのものより、どの回の小計が低いかのほうが役に立ちます。
- 0〜32問レベル1 これから覚えていく段階ですまだ手が動かない項目が多いのは、経験の量の問題です。まず第1回から第3回を読み直して、訪問1回の流れを頭に入れてください。全部を一度に埋めようとしないことです。
- 33〜50問レベル2 土台ができはじめています見るべきものは分かってきた段階です。ここからは、気づいたことを言葉にして渡す練習に入ります。第4回から第7回のうち、チェックが少ない回を選んで読み直してください。
- 51〜69問レベル3 ひとりで回せる手前です観察と判断は形になっています。残っているのは、記録と連携の型です。第7回から第9回で埋まっていない項目は、そのまま次の1か月の目標にできます。
- 70〜83問レベル4 単独訪問を任せられる段階ですほとんどの場面で、自分で判断して動けます。ここから先で差が出るのは、迷ったときに人を呼べるかどうかと、記録の質です。埋まっていない項目を先輩と一緒に見てください。
- 84問以上レベル5 教える側にまわれますここまで埋まっているなら、新しく入った人と同行して、この93項目を一緒に採点する側に立てます。自分の判断の根拠を言葉にする練習をしてください。
いま読み直すとよい回
できていない項目がいちばん多い回が、ここに残ります。 チェックを進めるほど残る回は絞られ、全部できた回は消えます。 ここが空になったら、全10回すべて埋まったということです。
この93問は、1回やって終わりにするものではありません。 入職から3か月、6か月、1年の3回、同じ設問をやってみてください。 伸びた回と、止まっている回が出ます。 止まっている回は、本人の努力の問題ではなく、その場面にまだ当たっていないだけのことが多い。 指導する側は、その場面を意図的に作ってください。
連載「ゼロから始める訪問看護」全10回

